自作PCクラフト

パソコン整備士の資格を持ったスタッフがご希望に沿ったPCをお作りします。 修理・改造等も行っております。

様々なパソコンの組み立て・修理・改造等代行を行っております。

タグ:マザーボード

マザーボードはCPUやメモリー、SSD等パソコンパーツを取り付けて動作させるのに必要なパーツです。

使用するCPUメーカーのソケットを確認する
使いたいCPUが決まっている場合は各メーカーのCPUソケットに合わせたマザーボードを選ぶ必要性があります。
LGA1151
Intel LGA1151ソケット
SocketAM4
AMD SocketAM4

CPUの取付はこちらの記事を確認してください。 失敗しないためのCPU装着の基本の流れ

2020年3月の時点のデスクトップパソコンで使われている一般的な現行のCPUソケットは
Intelの場合はLGA1151(Coffee Lake)でAMDの場合はSocketAM4(Zen2)となります。

サイズや拡張性で選ぶ

マザーボードのサイズは規格で決まっていますので、その中から選んでいきます。
基本的にはATX MicroATX Mini ITXの中から選ぶことになります。

こちらの記事に説明しております。 PCのサイズ(フォームファクタ)について

ATX
拡張性を求める場合は各種ハードウェアインターフェースやスロット類が多く余裕のある
ATXサイズをお勧めします。
PCI Expressのスロット数やUSBの拡張端子が豊富で今後の拡張予定がある場合
使い道が広くお勧め出来ます。

MicroATX
縦置のPCケースで高さが低めのケースを使いたい場合や
必要最低限の拡張スロットなどは装備されていますので
そのままの状態で安定して使い続けたい場合こちらをお勧めします。

Mini ITX
小型サイズを求める場合はMini ITXサイズとなります。
とても小型で、専用のケースとマザーボード、電源のセットで販売されています。
メモリーもノートパソコン用の小型な規格を採用しています。
PCディスク周りを広く使いたい場合ときや通常のサイズのパソコンの置き場所をとるのが難しい場合にお勧めできます。

チップセットを確認して選ぶ
Intelでのチップセットの種類と選び方
IntelのメインストリームのCPUチップセットは現在300シリーズとなります。
一般的な種類(下に行くほどグレードが下がっていきます)
Z370
H370
B360
H310

選び方としては、ゲーミングPC製作でオーバークロックや拡張性で妥協をしたくない場合、
予算に余裕がある場合は最上位のZ370チップセットを選択します。

ゲーミングPC寄りでオーバークロックまではしないが、それなりの拡張性が欲しい場合はH370チップセットがお勧めです。

拡張性は犠牲になりますが、コストを抑えたい場合はB360H310のチップセットを選びましょう。

AMDでのチップセットの種類と選び方
X570
X470
B450
X370
B350
A320

第3世代RyzenのCPUを使う場合は(3x00番台)基本的にX570 X470 B450が必要です。
X570では古い第1世代Ryzenはサポートされていません。
PCI Express 4.0がX570より使えるようになりました。

X370 B350で第3世代のCPUを使用する場合はマザーボードのファームウェアの書き換えが必要となります。
A320は第3世代のCPUがサポートされていません。
となります。

第3世代Ryzen CPUを使い、PCI Express 4.0に対応しており、一世代前のGen3グラフィックスボードやM.2 SSDを使いたい場合や拡張性に期待したい場合X570が良いと思います。

一般的に制限の少ないB450がリーズナブルでお勧めです。

オンボード機能を確認する

オーディオやグラフィック、無線LAN機能など別途拡張ボードに出費しなくてもマザーボードにその機能が搭載されている製品を選べばコストを抑えられます。
バックパネル
バックパネルの端子の数や拡張性も種類やグレードにより変わってきます。
古いマザーボードでパソコンを製作する場合、Serial ATAのリビジョンの違いや
PCI Expressのリビジョンの違い、USBの世代が古くなるため接続機器の転送速度
が落ちるので注意が必要です。




パーツすべてを格安でオーダーし組み上げて動作確認等細かくチェックして最高な状態でお客様にお渡しいたします。


TEL 055-919-0354
上記ショップサイト内のお問い合わせ、ブログのメッセージ投稿欄でのお問い合わせやTwitterも返信致しております。
よろしくお願いいたします。


マザーボード上にフロントパネルコネクターがあり、そこから電源スイッチやリセットボタン、ハードディスクのLEDや電源ON時のLED等の配線を繋ぐ作業の基本的な流れをご紹介致します。


パネルコネクター1
マザーボードの画像の黄色く囲った部分がフロントパネルコネクターとなります。
そこにパソコンケースに付いている電源ケーブル類を繋げていきます。
コネクター下に小さく接続するケーブルの位置等が印刷されていますが、慣れていない場合接続ミスの原因にもなりますので、マザーボードのマニュアルもみて確認します。

コネクタ図
マザーボードのマニュアルを確認すると上記のような図が書いてありますので記入されている種類の配線を位置を確認しながら繋げていきます。

IMG_0028
こちらがフロントパネルコネクターに繋げる配線です。
+と-は接続部分に記入されていますが、中には記入が無く判断しにくい場合もありますがその時の確認方法があります。
+-記入あり
記入ありの場合の例。

IMG_0035
記入が無い場合の例。この場合の対処方法としてこのケーブルのセットの配色は白がマイナスなのでケーブルの配色で判断する方法。

もう一つの確認方法として挿し込み部分の裏側をみると▲マークが付いています。▲マークの印がある方がプラス側となります。
IMG_0033
裏返すと▲マークがついていて、マーク側がプラス側と確認出来きます。

繋げてみる
実際に繋げるとこのようになります。

基本的にはこれで問題なくスイッチ類が使えるようになります。

今回はフロントパネルコネクターの配線について説明致しました。




作業が困難な場合はご相談くださいませ。


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将来的にSLIにして運用したいのでビデオカードが揃ったら、
すぐに変更できるようなパソコンに仕上げてもらいたい。
という、仕様変更の依頼が御座いましたので紹介いたします。


BTOPC
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かなり前に構築したSystem構成で、通常用途特に大きな問題は
ないのですが、アプリを多重起動させたりするとCPUファンが
唸りを上げている状態が目立つので、メンテを兼ねて、安価な
方向性で新しいパーツに変更します。

旧構成※細かい部分は未記入です
マザーボード:LGA1155ソケット ※Z77チップ
CPU: i7-3770k
メインメモリ:DDR3:16G

マザーボード:LGA1151ソケット ※H370チップ
CPU: i5-8500
メインメモリ:DDR4:16G
に変更します。
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所有しているパソコンの新型CPUへのバージョンアップ、パーツ入れ替えの
依頼が御座いましたので、ご紹介いたします。


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