こちらはメモリテストのツールで昔から定番になっています。
マザーボードがUEFI以前のBIOSの仕様でも、切り替わりで対応できているので
比較的古いパソコンでも検査できます。
設定により、検査回数等細かく変更できるのでパソコンの耐久テスト
も兼ねながらメモリテストというような感覚でも使用できます。
IMG_0002



用意する物:
USBメモリ
14553



こちらのMemTest86公式サイトより
MemTest86 V7.5 Free Edition Download (also includes V4 for old machines)
を探し、Windows Downloads:
Image for creating bootable USB Drive
クリックしてダウンロードします。
memtest86


MemTest8601
ダウンロードしたファイルを解凍します。中身は画像のようになります。

パソコン本体のUSB差込口にUSBメモリを差し込みます。
その後、先ほど解凍したファイルの中のimageUSB.exeを実行します。
memtest86inst
画像の赤文字の①から③で説明して行きます。
まず①ではインストール先になりますので、USBメモリをチェックします。
②ではwrite image to USB driveを選択します。(デフォルト)
③でクリックして選択したUSBメモリにインストールします。

memtest86tyekku
そのままYESをクリックしてインストールが始まります。
memtest86conp
インストールが終わると、表示されます。OKで閉じます。
MemTest8602
USBメモリの中身を正常にインストールされているか確認します。

USBメモリをパソコンに挿したまま、再起動します。

IMG_0006
UEFIに入り、起動順序をメモリを一番にして保存してそのまま起動させます。
※画像での仕様では、USB: silicon-power PMAPを選ぶと
旧BIOS互換モードでチェックが出来ます。
つまり現行のUEFIのマザーボードではUEFI:を選び、古いBIOSのマザーボード
ではUSB:からブートさせる感じです。

IMG_0007
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設定後、起動しました。向かって右のコンフィグのアイコンから
各種設定が可能となっております。
IMG_0009
設定画面で様々な設定が可能です。一先ず、日本語にも対応しているので
言語設定を日本語に変えてみましょう。
IMG_0010
こちらのS(e)ttingsより日本語を設定します。
IMG_0012
その後、そのままテスト開始を選び、テストします。

UEFIバージョン
そのままメモリーチェックが始まります。
エラーが出なければ正常な状態が確認できます。

BIOSバージョン
補足:
UEFIマザーボード上でUSBブートさせると、古い互換バージョン
でのメモリチェックが可能となっています。

このように、通常で判断しにくい部分のトラブルの切り分け時に
役立つツールをご紹介致しました。

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